第6回弘前LC杯つがるこども囲碁大会
11月3日、第6回弘前LC杯つがるこども囲碁大会(弘前ラインズクラブ主催、陸奥新報社・日本棋院弘前支部共催)が、陸奥新報社6階ホールで開催されました。この大会は当クラブが子供たちへの囲碁普及を目的として年1回、文化の日にちなんで開催されるアクティビティです。今年は津軽地方から園児と小中学生合わせて18名が参加し、熱戦を繰り広げました。
対局は棋力別に園児・小学生9路盤、小学生13路盤、小中混合の19路盤の3クラスに分かれ、総当たりリーグ戦で進められました。皆、大人顔負けの表情で対局しており、途中、県最強位の古川元アマ六段と奥様のこんゆ日本棋院二段も駆けつけ、子供たちを激励して下さいました。
優勝は、9路盤が宮崎悠平君(1年生)、13路盤が高橋優衣さん(1年生)、19路盤が熊谷琥太郎君(6年生)となりました。19路盤では弟の熊谷蒼司郎君(4年生)と同点だったのですが、時間の都合で兄に優勝を譲ることになり、なんとなく納得できない表情だったのが印象的でした。この悔しさをバネに腕を磨いて次の大会でリベンジを果たしてもらいたいと思います。
表彰後、大会実行委委員長であるL秋元弘一から、「囲碁は世界でブームになっており、やればやるほど頭が良くなる。この弘前から日本を代表する棋士が出てきてほしい」という激励の挨拶があり、日本棋院弘前支部長 青木清彦様からは、「君たちの腕はまだまだ未熟だが、その分伸びしろがある。囲碁と一生の友達になれるよう、これからも努力を続けてほしい」と厳しくも愛情溢れる講評をいただきました。
1Z・機関誌特派員
L千葉 篤志